英数苦手を克服する方法

①数学と英語が苦手な生徒が多い理由

英語も数学も積み上げ式の教科だからです。両教科とも、どこかの時点で理解に穴があると、どんどん「わからない」が積み上げられていきます。

数学 小学校の算数が不完全→中1で分からない→中2でもつまづき、負のループが起こりますが、どこがわかっていないのか自分ではわかりません。
英語 文章の組み立てのルールを知らないと疑問形の作り方がわからない等、応用が出来ません。

②数学と英語の共通点

2-1 【数学も英語も公式をしっかり理解する事が大切】

数学:公式という数字を当てはめる型がある。
英語:英単語を当てはめる5文型という公式がある。

数学→公式
英語→5文型

それぞれのあてはめのルールを覚える事が大切です。

2-2 【読解力を鍛えるべし!】

例えば、このように↓↓
「(問題)1辺がacmの正方形の面積Sc㎡を求める公式を作りなさい。」

この部分を間違って理解してしまうと、せっかく計算方法が合っいても答えを間違える。公式をしっかり理解していても間違えるのはここが主な原因です。

英数に限らず、どの教科でも問題をしっかり理解し、答えを導く読解力ががとても大切です。

2-3【イメージする力を鍛えるべし!】

例えば、こんな感じ↓↓
問題)1/3+1/2=2/5としてしまう。(←数しか見ていない。)↑2等分のケーキと、3等分のケーキは一つひとつの大きさが違うと想像できていない。ですので、分数の計算は分母の大きさを一旦、合わせないといけないんです!(通分する)

英語も同じです! I rend books.と、I borrow books.

I(主語)は本を貸しているのか?借りているのか?で、動詞が変わります。(間違える人多い!)

算数・数学も英語もイメージ力を鍛えることで正解率が上がってきますよ!

2-4【問題の読み間違いをなくす事が大切】

泳ぐのが好きです。を、動名詞で訳しなさい.

I like to swim.←バツ I like swimming.←〇

ちゃんと訳せているのに、問題を読んでいなかった事でバツになります。

数学も、せっかくちゃんと計算まで出来ているのに、最後の単位cm,m,kmL.dL. mLなどで間違える。

こういった事から、求められている回答が何かをしっかり知り、適格な答えを出す力が大事な教科です!

③数学と英語嫌いを克服する方法

「理解」してから練習する。

一見、当たり前の様ですが、授業や塾の一斉授業では、理解していなくても構わずどんどん進みます。なので、理解していない状態で、問題集やドリルをやらなければならない事が多く、ストレスになります。

「理解するために問題を解くのではなく、理解してから問題を解く事が重要です。」

解決方法:理解することに重心を置く。そして、「基本→理解→演習→定着と段階を踏むことを繰り返す」ことが重要になります。